第49回大会(東京女子大学)「開催ご案内」
第49回大会のごあいさつ
21世紀最初の年の関東社会学会大会の開催を,東京女子大学文理学部社会学科でお引き受けすることになりました。東京女子大学の建学の精神は,正門を入ると正面に見える本館の壁に刻まれたラテン語 QUAECUNQUE SUNT VERA「すべて真実なこと」を心に留めなさい,という聖書の言葉(フィリピの信徒への手紙)に示されています。初代学長・新渡戸稲造の下で1918年に創立された後今日まで,83年の伝統を刻むキャンパスにも,数年前のキャンパス統合(現代文化学部の善福寺キャンパスへの移転)を契機に新しい建物が加わり(図書館,学生ホール,研究棟,教室棟),学科再編を含めた全学的な将来計画が動きだすなど,新たな時代の風が吹いています。
大会の会場となる9号館には,前庭を通り過ぎ緑の林を抜けた一角の新しい建物群の中にあります。学会の合間の息抜きには,同窓生たちが長年かけて育ててきたといわれる「武蔵野の林」を縫って散策をお楽しみ下さい。正門を入るとすぐ右手には美しい尖塔を持つ白い建物,チャペルがあります。礼拝堂は,60年余り前の建物とは思えないモダンな雰囲気を漂わせ,後方には3つのケースを備えた風格あるパイプオルガンをご覧いただけます。この楽器は,フランス・ヘルプフェル社製で,全体のパイプ数が2400本余りあり,35種類の音色を出せるストップを持つそうです。このような女子大の静かなキャンパスで,会員の皆様が日頃の研究成果を交換しあい,さまざまな学問的交わりを通じて「真実なこと」に考えを巡らせるよう,準備させていただきます。どうぞ奮ってご参加下さいますよう,お待ち申し上げます。
大会開催実行委員長
矢澤 澄子(東京女子大学)
大会参加費
一般 2,000円 / 学生 1,000円
会場(その他)
【受付】 9号館入口
【大会本部】 9104教室
【役員理事控室】 9105教室
【会員控室】 9201教室
注意事項
- 両日とも学生食堂は閉店しておりますので,お弁当の販売をいたします。数が限られておりますので,付近の飲食店等もご利用下さい。
- 駐車場はございませんので,車でのご来場はご遠慮下さい。
- 当日,教室等の変更が生じる場合もございますので,受付ロビ-で変更の有無をご確認下さい。