研究活動

機関誌『年報社会学論集』

第37号

電子アーカイブ

論文題目

特集論文

解題 第71回大会テーマ部会A報告
「コロナ禍の経験を社会学としてどう捉えるか」
山本 薫子

コロナ危機における移民の日本への(再)入国
―規制と受け入れの論理にみる平時との連続性―
高谷 幸

コロナ禍が浮き彫りにした地域社会の困難とレジリエンス
―地方都市における祭礼の中断・再開を手がかりとして―
武田 俊輔

コロナ禍が家族に与えた影響
山田 昌弘

解題 第71回大会テーマ部会B報告
「新しい社会調査法と社会調査教育―新しい社会調査法と社会学におけるデータ」
渡邉 大輔

「質的研究におけるHARKing問題?」
井頭 昌彦

社会的ニッチ構築者としての人間理解を目指して
清成 透子

フィールド調査を伴う質的研究におけるマクロ・ミクロな困難
村上 彩佳

投稿論文

市民社会論、「ソビエト型社会の批判理論」、そして東アジア
―アラトー『ネオ・マルクス主義から民主的理論へ』再読から―
大畑 裕嗣

心霊・超常体験談が映し出す〈戦争の歴史〉の想起と伝承
―雑誌『ムー』における読者投稿欄の分析―
根本 雅也

家族をケアする女性が病者になるときの家族との関係
―乳がんを経験した女性の語りから―
菅森 朝子

みさと団地幼児教室における施設づくりと「自主運営」の論理
―施設・インフラの「不足」の語り口の批判的検討―
栗原 真史

「混血児」としての経験と累積する差別
―連合国軍軍人・軍属を父に持つ人びとの生活史から―
有賀 ゆうアニース

戦後日本の大学における礼拝
齋藤 崇德

道徳経験と対自的批判
―T. ルックマンの道徳論を手がかりに―
三津田 悠

男性不妊専門医が語る生殖における男性の当事者性
齋藤 圭介

都市空間における所得格差と政治の関連性
―政権再交代後の首都圏を対象とした分析―
平原 幸輝

「帝都復興」における「復興」と「復旧」の論理
中川 雄大

統治技法としての人口論
―1920年代日本と失業問題―
松井 拓海